高丸山千年の森〜運営:かみかつ里山倶楽部

高丸山ってどんなとこ?

森と人との共生シンボルを目指して

千年の森の対象地(116ha)は、3ゾーンに区分して「森に親しみ」「森に学び」「森を育てる」機会を広く県民のみなさまに提供することにしています。

高丸山千年の森づくり

保全ゾーン

自然林保全区 森の素晴らしさを体験し、ブナ林の保全の大切さ、森林について学ぶ場所です。

 

 

育成ゾーン

自然遷移観察区 森を育て活用する「林業」について学ぶ場所です。

 

 

育成ゾーン

創造の森 現地案内所、倉庫、駐車場、トイレなどの施設があります。休憩や展望所、オリエンテーションの場所として活用します。

育成ゾーン

遊学の森 自然の力にゆだねた森づくりを目指す場所です。長期的な観察や調査・研究の場としても活用します。

 

 

育成ゾーン

遊学の森 森づくりの専門家の手によってブナ等の自然林の再生を行なっています。

 

 

育成ゾーン

創造の森 森づくりボランティア29団体による、自主的な森づくり活動を行なっています。

育成ゾーン

悠久の森育成区 県民参加による森づくり活動を行なっています。

 

 

育成ゾーン

施設設備区 千年の森づくりの基本理念に賛同した周辺の森林所有者が、長期的な自然林の保護育成を行う場所です。

 

 

協力ゾーン

人工林育成区 千年の森づくりの基本理念に賛同した周辺の森林所有者が、長伐期大径木の森づくりを行う場所です。

高丸山周辺で採取した種子から育てた苗木に限定して植えています

外来樹種や地域外で育った苗木を持ち込まないことで、自然種の遺伝子撹乱防止等に配慮し、植生環境等を保全することにしています。
【選定樹種】
高丸山周辺に自生している樹木を調査の上、植栽する樹種30種を次の通り選定しました。
ブナ/チドリノキ/ホオノキ/カツラ/トチノキ/ケヤキ/イタヤカエデ/コハウチワカエデ/ヒナウチワカエデ/シナノキ/アカシデ/イヌシデ/オオモミジ/ヤマボウシ/ミズメ/ヒメシャラ/ハリギリ/ヤマザクラ/キハダ/ツガ/シキミ/モミ/アズキナシ/ミズキ/サワシバ/クリ/クマシデ/ウリハダカエデ/ウリカエデ/イヌブナ/アサノハカエデ/アサガラ


周辺で採取した種子から育てた苗木   周辺で採取した種子から育てた苗木   周辺で採取した種子から育てた苗木   周辺で採取した種子から育てた苗木

マルチキャビティコンテナ苗木生産

森への活着や作業の効率性に優れた良い苗木づくりのため特殊な育苗床:マルチキャビティコンテナを使用。苗木づくりは、地元の上勝広葉樹苗木生産組合が行いました。現在は解散しています。


マルチキャビティコンテナ   マルチキャビティコンテナ   マルチキャビティコンテナ   マルチキャビティコンテナ


マルチキャビティコンテナ苗木生産


平成18年度景観形成事業推進費事業「公共事業におけるエコロジカルデザイン検討調査報告書」
平成19年3月 林野庁森林整備部 164pp